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【11月20日・23日】第二次稿 1万年前に1cmだけ小さかった山

 

 


わたしたちは、いつかマントルの奥底に沈み込み無くなっていく何千何億の命のひとつです。
そしてそれらの集積が、今日のあの山の大きさです。
地盤運動は繰り返されて、わたしたちの世界にも灰みたいな雪が降ろうとしています。


 

モンテは小さい頃に夏休み子ども科学電話相談に電話して「化石が土の下から見つかるということは昔の地球は今より小さかったのですか?」と聞いたことがある。その時の科学の先生の答えをモンテはもう覚えていないけど多分、そういうことではないらしいということだけが分かってモンテはへこんだ。というのもモンテは天文学が好きで1万年後の地球が気になっていた。このまま地層が重なってゆけば、手を伸ばしたら月に触れるくらいには大好きな星たちに近づけるかもと思っていたからだ。だけどその夢は叶わないらしい。仮にモンテが1万年生きても。だけどモンテは諦めず、その後もいろいろなことを調べた。そして知った。1万年後、わたしたちが今生きているこの世界のすべてはやがて海溝に流れ込み、マントルに沈み、すべてが無かったことになる。しかしマントルはその反動で、山を1cmだけ押し上げる、と。モンテはその1cmを確認したい、どうしても。

宮古公演

project SUNRISE DRAMA
海や山、川に囲まれた本州最東端の土地、宮古市。本州一番に朝日が登る本市ならではの〈SUNRISE〉をイメージした舞台作品を作り、発信するプロジェクトです。本作は宮古市に2022年2月と3月に3人のアーティストが滞在製作した演劇作品を2022年11月の再滞在を経て本作品へとブラッシュアップした公演です。宮古の風土・歴史をアーティストの目線でより濃く盛り込んだ演劇作品を、宮古と盛岡で公演いたします。

〇日時
2022年11月20日(日) 14:00開演
・13:00受付開始/13:30開場
・公演終了後、アフタートークあり

〇会場
宮古市民文化会館 大ホール

〇チケット
一般 2,000円
U18 1,000円
・全席自由席/当日券500円増し

〇チケット取扱
宮古市民文化会館(9:00~17:00/月曜休館)

〇プレイガイド
リラパークこなり/かんの書店

〇WEB予約
https://forms.gle/GkL6RUQGebCjjPoy5

〇お問い合わせ
宮古市民文化会館
〒027-0023 岩手県宮古市磯鶏沖2-22
TEL:0193-63-2511 FAX:0193-64-5445
http://iwate-arts-miyako.jp


主催|特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター
共催|宮古市・宮古市教育委員会
助成|文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
企画・製作|宮古市民文化会館(R4年度芸術文化事業|SUNRISE DRAMA)

盛岡公演

IWATE AIR/AIR
IWATE AIR/AIRは、岩手県内をフィールドにアーティストが岩手に滞在し、生活・文化・風土に触れながら、新たな作品制作やリサーチ、地域との交流などを行うアーティスト・イン・レジデンス事業です。本作は、海や山、川に囲まれた本州最東端の土地、宮古市に2022年2月と3月に3人のアーティストが滞在し、ワーク・イン・プログレスとして発表した作品を、2022年11月の再滞在を経て本作品へとブラッシュアップした公演です。宮古の風土・歴史をアーティストの目線でより濃く盛り込んだ演劇作品を、宮古と盛岡で公演いたします。
HP:https://i-airair.com/
Instagram:https://www.instagram.com/iwate_airair/

〇日時
2022年11月23日(水・祝) 15:00開演
・14:00受付開始/14:30開場
・公演終了後、アフタートークあり

〇会場
岩手銀行 赤レンガ館 多目的ホール大

〇チケット
一般 2,000円
U18 1,000円
・全席自由席/当日券500円増し

〇チケット取扱
宮古市民文化会館(9:00~17:00/月曜休館)

〇プレイガイド
風のスタジオ、もりおか町家物語館、プラザおでって、カワトク、Cyg art gallery

〇WEB予約
https://forms.gle/sbHKdeWM5cBnoHp18

〇お問い合わせ
宮古市民文化会館
〒027-0023 岩手県宮古市磯鶏沖2-22
TEL:0193-63-2511 FAX:0193-64-5445
http://iwate-arts-miyako.jp


文化庁 統括団体によるアートキャラバン事業(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)「JAPAN LIVE YELL project」
主催|公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、アーツライブいわて実行委員会、特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター
制作|宮古市民文化会館

アーティスト

演出・テキスト 穴迫信一

劇作家・演出家。ブルーエゴナク代表。福岡県北九州市、京都府京都市を拠点に新たな演劇の創造と上演を趣旨として活動。リリックを組み込んだ戯曲と、発語や構成に渡り音楽的要素を用いた演出手法を元に、〈個人のささやかさ〉に焦点を当てながら世界の在り方を見いだそうとする作風が特徴。これまでに市場や都市モノレールでのレパートリー作品を製作するなど、地域との共同製作も多数。セゾン文化財団セゾン・フェローΙ。THEATRE E9 KYOTOアソシエイトアーティスト。桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。

演出・振付 北尾亘

Baobab主宰。振付家・ダンサー・俳優。これまでに、4カ国25都市以上で舞台に立つ。舞台、TVドラマ、CM、映画に多数振付提供。ワークショップやアウトリーチ活動を展開し、ダンスの普及活動にも取り組む。演劇ユニット<さんぴん>としても活動。尚美学園大学・桜美林大学・多摩美術大学非常勤講師。ベッシー賞「OUTSTANDING PERFORMER部門」(2020年)ノミネート、ほか多数受賞。2021年より横浜ダンスコレクション コンペティションⅡ審査員。

出演 伊東沙保
俳優。大学在学中より演劇活動を開始。近年の出演作に、モダンスイマーズ『だからビリーは東京で』、ぐうたららばい『海底歩行者』、KAAT×東京デスロック『外地の三人姉妹』、木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』、ホリプロ『渦が森団地の眠れない子たち』、新国立劇場『かもめ』、映画『春原さんのうた』など。