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令和2年度文化芸術研修~地域におけるアーティスト・イン・レジデンス事業の可能性~

この度、令和2年度文化芸術研修(主催:盛岡広域振興局)研修会を下記のとおり開催することとなりました。岩手県内での文化芸術関係者のみなさま、ぜひご参加ください。
昨今、地域の活性化や魅力ある地域づくりの視点から、さまざまな分野で交流人口・関係人口の拡大に向けた取り組みが行われている。文化芸術の分野においても、創造性の高いアーティストやクリエイターなどの地域滞在を促進する「アーティスト・イン・レジデンス(以下「A.I.R.」」などが全国各地で行われ、廃校となった学校を活用して芸術家を受け入れ、その芸術家と地域が文化芸術の創作活動を行うなど、創造的な地域づくりの基盤を担う取り組みとしても注目が集まっている。
本県では、令和2年3月に策定された第3期岩手県文化芸術振興指針にて、東日本大震災津波からの復興と文化交流の推進を目的とした県内でのA.I.R.の促進などが記されるなど、今後の文化芸術を推進する取り組みとして実施が検討されている。
本研修では、国内のA.I.R.の取り組み状況や、地域に根差すA.I.R.を事業の事例などを学びながら、県央圏域におけるA.I.R.の可能性について考える機会とする。
1 目 的
県央圏域において、文化芸術の振興や文化芸術を活かした地域づくりなどに取り組む人材の育成及び相互交流の促進を図ること。
2 主 催
盛岡広域振興局
3 日 時
令和2年12月10日(木)
13:30〜16:00
4 場 所
サンセール盛岡 かきつばた
(盛岡市志家町1-10)
 TEL019-651-3322
5 講師
稲村 太郎 氏/公益財団法人セゾン文化財団プログラム・オフィサー
吉田 雄一郎 氏/一般社団法人POST代表理事・城崎国際アートセンター・プログラムディレクター
進行:坂田 雄平/株式会社reto、宮古市民文化会館プロデューサー
6 参加者
(20名程度)
(1) 県・町村の文化行政芸術、地域づくり担当職員
(2) 公立文化施設、観覧施設職員
(3) 県・市町の芸術文化協会及び会員団体関係者等
7 お申し込み
 ※締切:12/7(月)
申込書に記入の上、下記のメールアドレスまでお送りください。

申込書ダウンロード

hani-k@pref.iwate.jp
(担当 文化スポーツ振興 長谷川)
<プロフィール>
・稲村太郎((公財)セゾン文化財団プログラム・オフィサー)
(公財)セゾン文化財団プログラム・オフィサー。大学卒業後、(株)ワコールアートセンター/スパイラルに入社し、現代美術展の企画・制作、アーティスト・イン・レジデンスの運営に携わる。渡英後、2011年からセゾン・アーティスト・イン・レジデンスのプログラム・コーディネーターとして、数多くのアーティストやアーツ・マネジャーの滞在を支援。また、2011年から2019年まで(株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室に在籍し、「諸外国のアーティスト・イン・レジデンスについての調査研究」にも関わった。

・吉田雄一郎
(一般社団法人POST代表理事/城崎国際アートセンター・プログラムディレクター)
兵庫県出身。大学卒業後、都内のアートセンターや国際舞台芸術祭フェスティバル/トーキョーなどにてコーディネーターとして勤務したのち、2015年から兵庫県豊岡市が運営する舞台芸術ためのアーティスト・イン・レジデンス施設である城崎国際アートセンター(KIAC)のプログラム・ディレクターとして、滞在アーティストの選定や主催公演などの年間プログラムの企画立案に携わっている。一般社団法人POSTでは演劇カンパニー・マレビトの会のコアメンバーとしても活動している。

・坂田雄平
(株式会社retoプロジェクトデザイナー/宮古市民文化会館 館長補佐・プロデューサー)
株式会社retoにて地域とアートを繋ぐプロジェクトデザイナーとして活動。NPO法人いわてアートサポートセンターに所属し、宮古市民文化会館 館長補佐・プロデューサーや岩手県文化芸術コーディネーター等を担当。(一財)地域創造「公共ホール現代ダンス活性化事業」のコーディネーターを務める。2003年より桜美林大学パフォーミングアーツ・インスティテュートに勤務のち、07年より財団法人地域創造、12年より北九州芸術劇場を経て、現職に至る。

《お問い合わせ》
担当:文化スポーツ振興 長谷川
電話 019-629-6510

Mail hani-k@pref.iwate.jp